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週に800万ドルを稼いだアメリカ最強マフィアの仕事術がためになる

あやしさ満点のタイトルですが、なかなかの良書でした。

アル・カポネの再来と言われた作者が、マフィア時代の経験を仕事術に落とし込んだ内容になっています。

 

 

帯文には「常識はずれの成功ルール」と書かれていますが、一般のビジネスにも役立つ仕事術がまとめられています。

常に死と隣り合わせのイメージがあるマフィアの世界で成功を収めた男が教える仕事術、ぜひ一度読んでみてください。

 

 

 

『最強マフィアの仕事術』の概要

目次がとてもシンプルです。

  1. マフィアだけが知っている実践の知恵を教えよう
  2. 基本を知らないヤツは何をやっても成功できない
  3. 結果よければすべてよし!?マキャベリの罠に気をつけろ
  4. 本当の成功を手にしたいならソロモンの教えに学べ!
  5. おしゃべりなヤツは大物にはなれない
  6. マフィア流の会議術〝シットダウン〟から交渉テクニックを学べ
  7. 失敗はいつか成功するためのものだ
  8. 法律を守れ、税金はきちんと払え、仕事は誠実にしろ
  9. マキャベリか、ソロモンか、あなた自身の師を選べ
  10. 本当の成功とは?自分にとっての「成功」を定義せよ

章のタイトルだけが易しい言葉で書かれていて、小難しいイメージの仕事術の本とは違うことが分かります。

私のおすすめは、2章・7章・10章です。

 

作者は、本書で8つの「有益な情報」を提供すると名言しています。

  • さっさと要点に入れ
  • よい仲間と信頼できる相談役を持て
  • 手段を選ばず成功を目指す「マキャベリの教え」には罠がある
  • むやみに口を開くな
  • 望みの結果を引き出す交渉術
  • 失敗から学べ
  • ルールを破ることにはリスクがある
  • 本当の意味での「成功」を見極めよ

しかし、ここでひとつ警告もしています。

『他人からのアドバイスに無防備に従っているだけでは、いつか〝痛い目〟にあう。』

信頼できる人からのアドバイスでも、必ず自分の頭で考えるようにしましょう。

 

作者の「マイケル・フランゼーゼ」はどんな人なのか?

“暗黒街の顔役、アル・カポネの再来”と呼ばれたイタリア系アメリカンマフィア。
ニューヨーク5大ファミリーの1つ、コロンボファミリーに所属、複数のビジネスを通じて’70〜’80年代の絶頂期には週に数百万ドルを稼ぎ、巨万の富を得た。
雑紙『フォーチュン』の特集「マフィア幹部トップ50」で上位ランクイン、“最年少マフィア幹部”として紹介され、さらに注目を集める。
当時、後のニューヨーク市長・ルドルフ・ジュリアーニ連邦検事と抗争を繰り広げるが起訴を免れている。
しかし、’80年代半ばに複数の恐喝の罪に問われたのを最後に自らの罪を認め、懲役10年の判決を受け、ファミリーと縁を切った。
現在は、マフィア時代の体験を人々の役に立てることを使命とし、青少年、教師、スポーツ選手、企業経営者などを対象に講演活動を行っている。

出典:最強マフィアの仕事術 プロフィール

 

ビジネスの基本中の基本は、目標を定めて計画を立てること

計画がなければ何事も成し遂げることはできない。これはマフィアのビジネスでも、普通のビジネスでも同じ、基本中の基本だ。

出典:最強マフィアの仕事術 22ページ

基本ができていなければ、どこにいっても、何をやっても、成功することはできないとマイケル氏は述べます。「なんとなく」「流されるがまま」に仕事をしていたら、自分の望む成功は得られないということですね。

 

見えない目標は達成することができません。それなので、計画を立てるときには明確な目標を定めましょう。

また、その計画はどこかで聞いたことのあるようなものではダメです。目標がまったく同じである訳がないですし、仮に同じだとしても人によって置かれている環境は違うので、二番煎じの計画が自身にとって最良であるはずがありません。

 

成功するための秘密の方程式は存在しないが、成功者には1つの共通点がある

ビジネスで成功するための秘密の方程式は存在しない。ただし、成功者に共通することが一つある。それはハードワーク、つまり〝努力〟だ。
もちろん、努力すれば必ず成功できるとは限らない。努力も成功につながる一要素でしかいない。しかし、努力なくして成功はありえない。

出典:最強マフィアの仕事術 28ページ

心に響きますね…。

成功したいなら努力が必要です。その努力を、本人がどうとらえるかは問題ではありません。遊びのように自然と没頭できれば理想ですが、成功のためにいばらの道を突き進むことになってもいいんです。

計画が決まったら、目標の実現に向けて本気で取り組みましょう。

 

ただし、「努力すること」に夢中になってはいけない成功を目指して努力する目的の一つは、よりよい暮らしを送れるようになること。(中略)それなのに、仕事の奴隷となってしまっては、大切な目的を果たすどころか逆効果になってしまう。

出典:最強マフィアの仕事術 30ページ

マイケル氏は、手段の目的化に陥らないように注意しています。「努力すること」はあくまでも手段で、「成功すること」が目的であるはずです。

 

失敗から学び、自分に適したポジションを見つけよう

失敗は誰もが犯す。失敗するのは当たり前のことであり、何も珍しくはない。

出典:最強マフィアの仕事術 128ページ

大きな成功を収めたビジネスマンの「失敗例」はたくさんあります。

ウォルト・ディズニーが新聞記者をクビになっているのはご存知ですか?
その理由は、「アイデアが稚拙」というものです。世界的な人気キャラクターのミッキーマウスを生み出した人が、そんな評価を受けたことがあると考えると気が楽になりませんか。

失敗を通じて何を学び、どう対処するかが大事であるとマイケル氏は述べます。失敗したときに自らに問う質問がいくつか挙げられています。

  • 計画のどこに欠陥があったのか?
  • 同じミスを繰り返さないためにはどうするべきか?
  • 計画の実行の仕方やタイミングに悪い点はなかったか?
  • チームの弱点はどこか?どうすれば克服できるか?
  • 気づいていなかった欠点はないか?
  • あきらめずに前に進むためには、自分の内面をどう変えるべきか?

何かで失敗したときの振り返りのために、こういう質問をまとめておくのも良いですね。

 

人にはそれぞれ適したポジションというものがある。(中略)
苦手なことは別の誰かに任せ、得意なことに専念すればいいだけのことだ。

出典:最強マフィアの仕事術 136ページ

失敗というかたちでしか学べない、自分の強みや弱みというものがあります。そこで知り得た強みはそれからの仕事に活かし、発覚した弱みは素直に認めてまわりに助けてもらいましょう。

自らの力を最大限に発揮するために、自分に適したポジションを見つけましょう。

 

盲目的にがんばっている人や、マンネリ感がありイマイチやる気が出ない人におすすめ

最強マフィアの仕事術」は、具体的なノウハウより、仕事に対する姿勢や意識について学ぶところが多い1冊です。

とりあえず目の前の仕事をこなしていて盲目的にがんばっている人や、仕事にマンネリ感がありイマイチやる気が出ない人が読むと、モチベーションが上がるのではないでしょうか。

最後に、本書に書かれていた文章を紹介しておきます。この2つの質問を心に留めて仕事に取り組んでいきましょう。

その努力に意味はあるのだろうか?
その努力は報われるだろうか?  


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