建築士ブロガーの DOLLY です。
あなたは、いつ資格試験の勉強をしていますか?
仕事からの帰宅後や、土日・祝日などの休みの日に勉強している方がおおいのではないでしょうか?
もちろん、これらの時間に勉強をするのは必要ですが、メインの勉強時間にするのはやめておきましょう。
ムダを減らして効率的に資格試験の勉強をして、すこしでも自由な時間をたのしみましょう。
「魔の時間」になりやすい
私は、集中力が保てない時間のことを「魔の時間」とよんでいます。
具体的な例をあげると、お昼ごはんを食べたあとの14〜15時頃です。
そして、私の経験上、仕事からの帰宅後や休みの日も「魔の時間」になりやすいです。
仕事から帰ってくる19時頃というのはゴールデンタイムに入ってくるので、うっかりテレビを点けてしまうと離れられなくなる危険性があります。
また、SNSのタイムラインもにぎわうので、Twitterやインスタが気になってしまいませんか?
とてもじゃないけど、勉強に集中するのに最適な時間とは言いがたいです。
「魔の時間」には、集中力が必要とされるタスクを入れてはいけません。
せっかく時間をつかって勉強しているのに、非効率的で生産性が落ちてしまうなんてイヤですよね。
習慣化の視点からも、「魔の時間」は避けるべきです。
帰宅後や休みの日に勉強するデメリット
二級建築士試験の勉強をはじめた頃は、私も帰宅後や休みの日に勉強していました。
しかし、続けているうちにいくつかのデメリットに気付きました。
気分に左右される
仕事で疲れたあとは、気分が落ちていることもあるので、効率的に勉強できないことがおおいです。
一人暮らしをしていて、家の用事もしないといけないとなると尚更です。
休日に勉強をがんばっているときに、油断してTwitterやインスタを見てしまうと、友人が楽しそうに遊んでいる様子が目に入ってくることもあります。
そうすると、「せっかくの休日に何してるんだろう…」という気持ちになってしまい、勉強が手につかないことになりかねません。
気分に左右されるような時間に勉強をするのは、効率的ではありません。
予定外の残業や急な用事で、勉強時間がけずられる
だれしも一度は「予定外の残業」を経験したことがあるのではないでしょうか?
1〜2時間の残業であれば、帰ってからもまだ時間はありますが、それ以上になってくるとその日は勉強をする時間がなくなってしまいます。
また、友人からのごはんのお誘いなどがあれば、天秤にかけなければいけなくなります。
習慣化が必須である建築士試験の勉強に、イレギュラーな事態が入りこむ余地をつくってはいけません。
ストレスが溜まる
「現役建築士が語る、一級建築士の資格取得を目指すデメリット」という記事で、建築士の資格取得を目指すと自由な時間が減ると言いました。
これは仕方がないことなので、時間のつかい方を工夫するしかないのですが、どうしてもやりたいことができないというのはストレスが溜まります。
帰宅後や休日くらい、ゆっくりしたり、楽しく過ごしたりしたいと思います。
この時間を勉強時間のメインにしてしまうと、そうはできないストレスを感じてしまい、習慣化がむずかしくなるという悪循環に陥ってしまいます。
サブの勉強時間にする
それでは、帰宅後や休みの日に勉強しなくてよいかと言うと、それは違います。
勉強時間はいくらあっても足りないくらいなので、どんどん勉強すればよいのですが、問題はその時間のつかい方です。
帰宅後や休みの日が「魔の時間」になりやすいなら、最低限の集中力があればできることをすればよいのです。
問題の解説を読む、用語を覚えるために音読する、テキストの要点を書き写す。
すでに勉強した内容の復習として、作業的にできることをやるのがポイントです。
また、勉強するつもりだったけど予定が狂ってしまったときのために、その穴埋めをするためのバッファとしてつかうのもよいと思います。
どちらにしても、帰宅後や休みの日は「サブの勉強時間」として考えましょう。
「メインの勉強時間」については、下記の記事をご覧ください。
関連記事>>>二級建築士を独学で一発合格した私が朝・昼・夕に勉強をする理由
おわりに
社会人が勉強をする時間と言えば、あたりまえのように帰宅後や休みの日があげられます。
しかし、説明したとおりこの時間には落とし穴があるので、つかい方を間違えると非効率的になってしまいます。
この記事を読んで、あたりまえに疑問を感じて、勉強時間について見直していただければと思います。
- 帰宅後や休日は「魔の時間」になりやすい
- 気分・予定外の出来事・ストレスが、効率と習慣化を妨げる
- 復習、または穴埋めのための「サブの勉強時間」にあてる
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