自由な時間を手に入れる「線の時間」と「点の時間」という考え方

 

建築士ブロガーの DOLLY です。

社会人3年目になり仕事のコツをつかんできたのか、少しゆとりを持って生活できるようになっています。考えをめぐらすことが多くなっていた中、ふと気づいたことがありました。

時間の捉え方には「線の時間」と「点の時間」の2つがあるということです。

このことを意識するだけで、時間にふりまわされることがへります。矢のように過ぎていく時間を従える感覚を身につけ、時間の奴隷ではなく時間の主人になりましょう。

 

「線の時間」=夏休み、「点の時間」=1コマの授業

 

まず「線の時間」と「点の時間」とはどのようなものかを説明します。

線の時間とは、ぼんやりとではあるが捉えることできる大きな時間のかたまりのことです。夏休みのような期間や、短いものでは「1日」というかたまりも当てはまります。

点の時間とは、はっきりと捉えることができる小さな時間のかたまりのことです。たとえるなら、90分1コマの授業。時計で確認できるように、見て分かるほどの時間を指します。

 

時間を区切り「線の時間」を「点の時間」に分割する

 

時間は区切りをつけないと、よどみなく流れ続けます。

やりたいことがたくさんあるのに、ぼうっとしているうちに夕方になっていて「今日は1日なんにもしてないな…」という経験はありませんか。

たった1つのことを意識するだけで、だらだらと過ごしてしまう時間をへらすことができます。

 

時間を区切り「 線の時間」を「点の時間」に分割する

 

時間を意識するのは、時間が過ぎた後になります。だから、「線の時間」の中で過ごしていると、気がつけば1日が終わっていたということになるのです。

常に時間を意識して過ごすことはできないので、意識するタイミングをふやして時の流れを実感する。そうすると焦りもうまれ、行動しようという気持ちがわいてくるはずです。

「線の時間」を「点の時間」に分割すればするだけ、時間を意識するタイミングはふえていきます。

たとえば、8時に起きて気がつけば17時になっていた状況を考えてみます。「線の時間」を過ごした場合、お昼時におなかが空いて何時か気になったとしても、時間を意識するのは2回だけです。もし、おなじ時間を90分単位の「点の時間」に分割して過ごすと、90分ごとに時間を区切っているので6回も意識するタイミングがあります。

 

1週間ごとに時間割をつくる

 

学生のときにあった時間割は、決められたマスに「点の時間」を振りわけて1日を過ごすための軸としたものだったと考えられます。

社会人になると時間割がなくなってしまい、時間の流れ方が違うように感じます。つまり、1日を過ごすための時間軸がなくなってしまうのです。

新人の頃は、上司や先輩からの指示を待っていれば、それなりに仕事をこなすことはできます。ただし、2年目・3年目になると細かいスケジュールは自分で管理しなければなりません。おなじ仕事をしていても作業内容は週ごとに違い、プロジェクトによって納期もばらばら。会社によっては後輩のサポートを任されることもあるでしょう。

 

時間割はなくなりますが、社会人になっても変わらないのは「週」を基本とした時間の管理です。学生のときのように毎週おなじ時間割をつかうことはできませんが、1週間ごとに時間割をつくるようにして「線の時間」を「点の時間」に分割してください。

 

私の場合、自分が担当している仕事とプライベートの時間でやりたいことを週末に整理し、90分でできる作業に分割します。月曜日の朝、ミーティングで進捗報告を行い、スタッフ間で仕事の調整をします。その後に、5×6の30マスに仕事を振りわけ、家でやることも大まかに決めることにしています。

仕事の30マスには必ず空きマスをつくっておくこと、18時以降のマスは気分で変えていいことの2つがポイントです。両方とも、精神的にゆとりをもつための方針です。

 

時間の質が高いのは圧倒的に「点の時間」

 

「点の時間」の基準を90分にしているのには理由があります。

メンタリストDaiGo氏の著書『自分を操る超集中力』では、次のような記述があります。

ウルトラディアンリズムは、体内時計に組み込まれた「90分、20分」のリズムのことです。睡眠の場合、私たちは眠った後に90分の深い眠りと20分の浅い眠りをくりかえし、目覚めを迎えます。

この時間生物学の法則が集中力に当てはまると指摘したのは、精神生理学者のペレツ・ラヴィー博士です。

彼は、このウルトラディアンリズムで作業と休息をくり返すことが、自然と集中を高め、集中力を持続させることをさまざまな角度の研究で明らかにしています。

(中略)

時間があるから何もかまやってしまおうとすると、結果的には効率が落ちてしまいます。これは51ページで説明した「人の作業時間というのは強制的に区切らない限り、自分の持っている時間の限界まで延びてします」というパーキンソンの法則でも証明されています。

 

90分という区切りで時間をつかうことは、高い集中力を持続できるというメリットがあります。また、持ち時間がながければその時間を限界まで使い切ってしまうという習性が人間にはあるのです。つまり、おなじ時間であっても「線の時間」を体内のリズムにそった「点の時間」に分割することで、しぜんと時間の質が高まるのです。

 

自由な時間を手に入れて、すきなことをしよう

 

こだわりが強く100点を目指しがちな性格は、限界まで時間をつかってしまう傾向にあります。私もそういう性格なので、1年目は毎日のように残業をして日付が変わる頃に帰宅する生活を送っていましたが、今は帰宅後にだいすきな読書を楽しんでいます。気持ちにゆとりをもてたことで、生活の質もあがっているような気がします。

時間の捉え方を変えるだけで、自然と時間のつかい方も変わっていきます。

完璧主義な人こそ「線の時間」と「点の時間」を意識してみてください。今まで侵されていた自由な時間がもどってきて、すきなことをするために時間をつかうことができるようになります。

 

記事中で取りあげた、メンタリストDaiGo氏の著書『自分を操る超集中力』は、さまざまな観点から集中力を高める方法が紹介されており、とても役立つ1冊です。ぜひ読んでみてください。

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