ロジカルシンキングの基本「論理は言葉」そして「言葉とは境界線」

『世界一わかりやすいロジカルシンキングの教科書』津田久資

なぜ、論理思考が必要なのか?

 

「論理思考」が必要となるのは、次のような場合です。

  • 新しいことを始めるとき
  • 何かが変わるとき、変えるとき

こんなときには、より良いアイデアが求められますが、そのベースとして多様な発想が必要になります。

 

1300 種類以上の特許を取得した発明家のエジソンや、生涯で 15 万点を超える作品を世に残した画家のピカソのような「天才」はアイデアをどんどん出せますが、「凡人」にはなかなか難しいのが現実です。

 

しかし、凡人には凡人なりのやり方があります。

それが「論理思考」で、3つのチカラを持っています。

  1. 物事を広く考えて、多様な発想をするための指針となる
  2. 相手を説得するために、筋道を立てて説明する根拠となる
  3. 「思いつき」や「ひらめき」のような直感をサポートする

 

「論理は言葉」そして「言葉とは境界線」

 

「論理」を意味する「ロジック(logic)」の語源は、古代ギリシャ語で「言葉」を意味する「ロゴス(logos)」です。

よって「論理は言葉」だと言っても過言ではありません。

 

論理思考というと、「組み立て(筋道)」ばかりに注目が集まりがちですが、そもそも論理の部品となる「言葉」がキチンとしていなければ、できあがった論理も不完全になります。

 

いきなりですが、「虹はいくつの色で構成されていますか?」と聞かれたら、あなたは7色と答えますよね?

しかし、虹の色を何色とするかは、地域や民族・時代により大きく異なります。

あなたが虹の色を7色だと認識しているのは、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫という言葉で境界線を引いているからです。

つまり「言葉とは境界線」なのです。

 

「軸」の上に「境界線」を引く

 

論理は、言葉という部品を組み立てたものです。

横方向の組み立ての筋道と縦方向の組み立ての複層を合わせて「構造」と考えると、以下の式が成り立ちます。

論理 = 構造 × 言葉

 

論理思考ではこの式が基本になりますが、他に大切なのは「」を意識することです。

軸とは、「問題や質問に対する切り口」のことです。

 

「世の中には、どんな自動車があるか?」を考えてみるとき、「200 万円以上の車」と「200 万円未満の車」に分けてみたとします。

この例では「価格」がで「200 万円」が境界線です。

「価格」が軸なのに、「1500cc」や「6人乗り」などが境界線になっていたらおかしい。

 

そんなトンチンカンなことにならないためにも、「軸」を意識することは大切です。

「軸」を意識できるかどうかで論理思考の半分以上が決まってしまうとも言えるので、注意してください。

そして、必ず「軸」の上に「境界線」を引くようにしましょう。


 

こんな人にオススメ
  • ロジカルシンキングが難しいと思っている
  • アイデアを出すのにいつも苦労する
  • 自分の言葉に説得力をプラスしたい

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