建築士ブロガーの DOLLY です。
資格試験の勉強をするメインの時間は、朝・昼・夕の3つがオススメです。
帰宅後に勉強したり、休みの日にまとまった時間を確保したりしていた頃とくらべると、効率がよくなりスムーズに習慣化することができました。
私が、二級建築士の試験に独学で一発合格したときに、朝・昼・夕の時間をつかってどのように勉強していたかをお伝えします。
アタマが冴えてる「朝の時間」
よく寝たあとの朝は、アタマが冴えているのを感じると思います。
それは、人間の脳が睡眠中に情報を処理して、必要なものを記憶し、不要なものを削除しているからです。
起きがけの時間は、アタマの中が良い意味でスッカラカンの状態になっています。
つまり、1日でもっとも「情報の吸収力」が高い時間が朝なのです。
また、寝不足でない限り「集中力」も高いので、勉強をする時間としては最適なのです。
「朝の時間」には、アタマをつかって理解する勉強がオススメです。
私の場合、テキストを読んだり、何度も間違える問題の解説を見返したりします。
気分転換でリフレッシュ「昼休み」
なんとなく昼休みを過ごしていると、午前中の仕事のことを思い出したり、午後にしなければいけない仕事のことを考えたりと、どうしても仕事脳のままの状態になってしまいます。
これだと、せっかくの休み時間にリフレッシュすることができないので、「気分転換」をすることにしています。
実際の昼休みの過ごし方はというと・・・
- 10分 食事
- 30分 勉強
- 05分 ツイッター
- 15分 昼寝
食事を摂りながらツイッターのタイムラインを流し見して、OFFモードに切り替え。
メリハリをつけて30分間だけ勉強に集中。(勉強の気分でなければ、読書をします。)
そのあと、流し見したときに気になったツイートをいくつか読んで、午後の仕事にそなえて昼寝をします。
気分転換のために、戦略的にツイッターと勉強を取り入れています。(もちろん、言い訳ではありません(笑)ツイッターも「学びの場」だと思っています。)
ちなみに、18分程度の昼寝(パワーナップ)は、夜の3時間に匹敵する睡眠効果があり、GoogleやNASAなどの一流企業でも採用されているそうです。
「昼休み」には、短い時間でも「やった感」を味わえて、キリよくおわれる勉強をしましょう。
私は、過去問や問題集から5〜6問ほどの問題を解いています。
ここで注意してほしいのは、問題の「解説」はサッと読む程度にとどめることです。
解説を理解しようとして泥沼にはまると、それだけであっという間に30分が過ぎてしまうことがあるからです。
もうひと踏ん張り「帰宅前の夕方」
順調に仕事をおえて定時で帰れる、そんな日は電車に揺られながら「帰ったら勉強をしよう!」とヤル気が湧いてくると思います。
しかし、このヤル気は家に持ち帰ると、不思議と消えてなくなります。
あなたも、家に着いた途端に気が緩んだり、別の用事を思い出したりしてしまった経験があるのではないでしょうか?
せっかく湧いてきたヤル気をゼロにしてしまうのは勿体ないので、それならいっそのこと家に帰らなければいいのです。
帰宅前の夕方に、喫茶店やファミレスに寄り道をして、そこで勉強をしましょう。
私は、この時間を1日で集中力が発揮できる最後のチャンスだと考えているので、特別ヤル気が湧かない日でも、あえて寄り道をすることがあります。そうすることで、自然と勉強をしようという気持ちになってきます。
毎日のように寄り道をしているとおかねがかかるので、家や会社のちかくに図書館や公民館があれば積極的に利用するとよいと思います。
「帰宅前の夕方」は、気が向いたことを勉強すればいいです。
この時間は、「何を勉強するか」より、「勉強すること自体」に重点を置きましょう。
まっすぐ家に帰ったら勉強しなかったかもしれないので、ゼロではなく少しでもイチを足すことができれば十分だと思いませんか?
「何を勉強するか」決めておきたい方には、昼休みに解いた問題の「解説」を理解する勉強をしましょう。
私の持論では、過去問や問題集は理解するより、覚えるまで解き続けるほうが効率がよいのですが、正しい答えを選ぶ精度を高めるには、「解説」をキチンと理解しておいたほうがよいです。
おわりに
帰宅後に3時間まとめて勉強をするより、メリハリをつけて小分けの時間でトータル3時間の勉強をしたほうが効率がよいです。
休みの日もおなじことで、「今日は6時間勉強するぞ!」と意気込むより、平日とおなじように朝・昼・夕に勉強をすることをオススメします。
資格試験(特に長期におよぶ一級建築士のような資格)の勉強で1番大切なのは習慣化です。
集中できる時間をつかって淡々と勉強をすすめていくようにしましょう。
- 朝の時間は、「情報の吸収力」と「集中力」が高い
- 仕事脳から脱するために、昼休みに勉強をして気分転換する
- 夕方に感じるヤル気は、家に持ち帰ると消えてなくなる
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