インテリアコーディネーターに独学で合格

20代で一級建築士の資格を取得しておくべき3つの理由【裏付データ有】

建築士ブロガーの DOLLY です。

 

建築士を目指す前に知っておきたい、仕事と資格についての3つのこと」という記事では、「一級建築士の資格を取るかはあなたの自由」だと書きました。

しかし、建築の仕事をしているならもっておきたい資格であることはたしかです。

さらに言えば、もしあなたが一級建築士になることを絶対の目標としているなら、20代のうちに資格を取得しておくべきです。

※2分ほどで記事は読み終わります。2分後には、20代のうちに一級建築士の資格を取得しようとヤル気が湧いているはずです。

合格者のおよそ半数が20代【試験データの裏付けあり】

建築士試験を実施している(公財)建築技術教育普及センターの試験データによると、過去5年間の「学科の試験」と「設計製図の試験」の合格率は次のようになっています。

合格率 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年
学科 19.0% 18.3% 18.6% 16.1% 18.4%
製図 40.8% 40.4% 40.5% 42.4% 37.7%

このデータから、一次の「学科の試験」を通過するのは難しいということが読み取れます。

二次の「設計製図の試験」に進むためには、まずは「学科の試験」に合格しなければいけません。

 

そこで、平成28年「学科の試験」合格者の年齢別構成比に注目してみます。

区分 24〜26才 27〜29才 30〜34才 35〜39才 40才以上
構成比 22.2% 20.6% 24.0% 14.6% 18.5%

20代(24〜29才)が、合格者の42.8%を占めています。

実際のところ50%には及んでいませんが、もし20〜23才の人が受験をしていれば50%近い数字になると思われます。

勉強時間を確保しやすい【30代になると時間が足りない】

私がはたいている設計事務所は、いわゆるアトリエ事務所とよばれるようなタイプではないので、スタッフの年齢層は高めです。

20代は私だけで、あとのみなさん(8名)は30代以上の方たちです。

その人たちをみていると、全く「自分の時間」が足りていないのがわかります。

 

新社会人でなくなると、仕事の質と量の両方をどんどん求められるようになります。

私がいま25歳の時点でもそうですし、30代にもなるとより高いレベルで必要とされることは想像できるのではないでしょうか?

また、プライベートでは、結婚をして家庭をもつ人もふえてきますね。

そうすると、どうしても「自分の時間」を思うように(好き勝手に)はつかえなくなります。

(結婚を機に、一念発起して資格を取得する方は、よっぽど要領がいいか「努力の人」であることがおおいです。私は、いろんなことを同時に努力するのが苦手なので、初受験で一発合格できるよう、独り身のあいだにがんばることにしました。)

 

現役建築士が語る、一級建築士の資格取得を目指すデメリット」という記事でも触れましたが、「学科の試験」と「設計製図の試験」の両方とも、たくさんの勉強時間が必要になります。

しかし、会社でも家でも「だれかに必要とされるステージ」になると、「自分の時間」を確保するのはむずかしいです。

それに比べて、20代でまだ結婚をしていなければ、あとは気持ち次第ですよね?

 

市場価値を高めることができる【1/100の貴重な人材】

すこし古いのですが、国土交通省が主催する建築分科会という会合で「建築士及び建築士事務所の登録状況」についての記載がある資料が配布されました。

一級建築士及び二級建築士については、昭和26年から登録が開始されており、 平成17年度末時点での登録数は、一級建築士が 322,248 名、二級建築士が 692,968 名、木造建築士が 14,950 名となっている。このうち、一級建築士の年齢階層別登録 数をみると、20 歳代は約 2,000 人、30 歳代は約 47,000 人、40 歳代は約 66,000 人、 50 歳代は約 101,000 人、60 歳以上が約 106,000 人であり、その平均年齢は 56.2 歳 となっている。

建築物の安全性確保のための建築行政のあり方について 報告書(案)

 

平成17年度末時点では、一級建築士の登録者数が322,248名、そのうち20代は約2,000人だったようです。

つまり、20代の一級建築士は1%にも満たないことになります。

そして現在、一級建築士の半数以上が50代以上と言われているので、10〜20年もすれば、現役の一級建築士がずいぶんと減ってしまう状況です。

 

これらのことを考えると、建築業界の現状を改善していかなければならない訳ですが、若い世代には希望でもあります。

人材不足でありながらも、参入障壁が高いので、ライバルの数が急にふえることは考えられません。

20代で一級建築士の資格をもっているというのは、有効な武器になるはずです。

 

おわりに

 

20代で一級建築士の資格を取得しておくべき理由には、納得していただけましたか?

「自分の時間」を自由につかうことができる20代だからこそ、その時間をむやみに消費するのではなく将来のことも考えて、自分の成長につながることにのぞむべきだと思います。

私は、27歳で受験資格を得るので、その年に一発で合格するためにいまから勉強しておきます。

この記事のポイント
  • 一級建築士の合格者は、半数ちかくが20代である
  • 30代になると「自分の時間」が足りなくなってくる
  • これからの時代、一級建築士の有資格者は貴重な人材になる

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