試験範囲やむずかしさを考えたら、どれくらいの期間が必要なのか知りたい
- 一級建築士の試験対策は 11 月には始めておくべき
- 前年度のテキストや過去問題集を手に入れる
- 勉強期間は標準 1 年【学科 8.5 ヶ月・製図 2.5 ヶ月+α】
一級建築士の試験対策には、標準的に 1 年ほどの時間をかけます。
まれに 2 、3 ヶ月で合格するような方もいますが、それはレアケースなので参考にしないほうがよいです。
どうしても合格したいのであれば、一級建築士の試験対策のために 1 年の時間を投資する覚悟を持ちましょう。
※この記事は 2 分ほどで読めます。2 分後には、一級建築士の勉強をいつから始めるべきなのか分かっています。
一級建築士の試験対策は 11 月には始めておくべき
キリよく年明けから試験対策を始めようと考える方もいるかもしれませんが、それはおすすめできません。
年末年始は、毎年なにかと忙しくしていませんか?
また、長期休暇明けには細々とした仕事が溜まっていたり、予定していなかった打合せが入ったりなど、1 月の予定が読めないことはよくあると思います。
そんな中、習慣化されていない新しいことを始めるのはむずかしいです。
それなので、一級建築士の試験対策は 11 月には始めておくことをおすすめします。
遅くても 9 月頃からスケジュールを調整していき、スムーズに試験対策を始められるようにしましょう。
前年度のテキストや過去問題集を手に入れる
次年度の「学科の試験」に対応したテキストや過去問題集は、例年 11 ~ 12 月に発売されます。
つまり、試験対策を本格的に始められるのは同じような時期だということです。
テキストの発売日
- 【2018/12/12】ラクラク突破の1級建築士スピード学習帳2019
- 【2019/1/26】スタンダード 一級建築士 2019年版
『スタンダード 一級建築士 2019年版』を使う場合は、発売日が 1 月末と遅いので注意が必要です。
過去問題集の発売日
- 【2018/11/28】平成31年度版 1級建築士試験学科厳選問題集500+125
- 【2018/12/10】1級建築士 分野別厳選問題500+125
おすすめの過去問題集は出版社が資格学校の関連会社なので、講座スタートと同じような時期に発売されています。
11 月から試験対策を始めるためには、前年度のテキストや過去問題集を手に入れる必要があります。
先輩などから譲り受けるか、ヤフオクやメルカリなどを利用するようにしましょう。
定価でよければ、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでも購入できるはずです。
勉強期間は標準 1 年【学科 8.5 ヶ月・製図 2.5 ヶ月+α】
例年、「学科の試験」は 7 月の第 4 日曜日、「設計製図の試験」は 10 月の第 2 日曜日に実施されています。
11 月から試験対策を始めると、学科は 8.5 ヶ月、製図は 2.5 ヶ月、計 11 ヶ月ほどの勉強期間となる計算です。
大手の資格学校でも、次年度の受験者を対象とした講座は年内に始まります。
日建学院は 11 月中旬、総合資格学院は 12 月初旬が講座開始の目安です。
申し込みの時期によりますが、講座が始まるまで自主学習の期間もあります。
独学の場合でも、本当のところは 11 月と言わず、少しでも早く試験対策を初めておくべきでしょう。
そうすると、一級建築士の試験対策には 1 年ほどの期間が必要だということになります。
- 一級建築士の試験対策は 11 月には始めておくべき
- 11 月に試験対策を始めるためには、前年度のテキストや過去問題集を手に入れる必要がある
- 勉強期間は、学科 8.5 ヶ月・製図 2.5 ヶ月+α で標準 1 年
一級建築士の試験対策は 11 月には始めるようにしましょう。
少しずつでも勉強をしているとスムーズに習慣化できるので、春から夏のあいだに勉強を始められると理想的です。