一級建築士の勉強方法【学科Ⅳ・構造】独学のコツ・試験の攻略ポイント

DOLLY

構造力学の計算問題に苦手意識がある方もいると思いますが、学科合格のためには構造で得点を稼がなければいけません。

この記事の内容

  • 構造力学で確実に得点を稼ぐ
  • 施工と合わせて勉強すると効率的
  • 出題の傾向を知っておく
  • まずは構造力学の基礎固めから
  • 具体的な問題集の進め方


構造力学で確実に得点を稼ぐ

構造の科目には、大きく分けて「構造力学」「各種構造」「建築材料」の3つの分野があります。
各種構造と建築材料の文章問題で得点を稼ぎ、構造力学の問題をプラスα程度に考える方もいますが、それはおすすめできません。

近年は構造設計の実務に関する問題が増えている傾向にあり、各種構造と建築材料で
確実に点を稼ぐことがむずかしくなっています。
反して、構造力学は出題傾向に大きな変化がなく、公式や解法をしっかり覚えておくと確実に得点できる問題が多いのが特徴です。

30問の中で6問(100点換算で20点の割合で)出題される構造力学で確実に得点を稼ぐようにしてください。
残り24問の各種構造・建築材料からの問題については、基礎的な内容(特にくりかえし出題されている過去問)を取りこぼさないように知識の底上げをして、実務的な問題にこだわりすぎないように注意して、試験対策を進めるとよいです。

施工と合わせて勉強すると効率的

構造と施工では、出題分野が重なっていることが多々あります。
代表的なものでは、コンクリートや鉄骨についての範囲が該当します。

ふたつの科目を合わせて勉強すると内容がごっちゃになりそうと不安になるかもしれませんか、その心配は要りません。
構造と施工で出題分野が重なっていても、科目によって切り取り方が異なるので、基本的に問題の問われ方が違ってきます。

出題者の立場になれば、構造的に見るか、施工的に見るかで、問いたい知識が異なるのは想像できるはずです。

むしろ合わせて勉強することで、ストーリーを持たせることができるので覚えやすくなります。

ストーリーとは、何か?

◯◯という理由で構造の規定が定められているので、施工方法を△△とすると性能を確保することができる。

これがストーリーです。
知識を点ではなく線で覚えるといったイメージで、効率的に知識量を増やすことができます。

出題の傾向を知っておく


出題分野 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018
構造力学 7 7 6 7 7 6 7 6 6
力とつり合い 1 1
静定梁・静定ラーメン 1 2 1 1 1 1
トラス・合成ラーメン 1 1 2 1 1 1 1 1
断面の性質・応力度等 1 1 1 1
部材の変形 1 1 1 1 1 1 1
不静定構造物 1 2 1 1 1 1 1 1
座屈 1 1 1 1
振動 1 1 1 1
全塑性モーメント 1 1 1 1 1 1
崩壊荷重 1 1 1
融合問題・その他 1 1 1 1
各種構造 20 20 21 20 20 21 20 21 21
荷重・外力 2 1 2 1 1 2 1 2 2
構造計画・耐震設計 2 3 1 2 3 3 2 2
鉄骨構造 3 4 4 4 4 4 4 3 4
鉄筋コンクリート構造 5 4 4 5 4 4 4 4 4
鉄骨鉄筋コンクリート構造 1 1 1 1
木質構造 2 2 2 2 2 2 2 2 2
基礎構造 3 3 3 3 3 3 3 3 3
融合問題・その他 2 2 4 3 2 3 4 7 4
建築材料 3 3 3 3 3 3 3 3 3
木材 1 1 1 1 1 1 1 1 1
コンクリート 1 1 1 1 1 1 1 1 1
金属 1 1 1 1 1 1 1 1 1


まずは構造力学の基礎固めから

(準備中)

具体的な問題集の進め方

一級建築士の勉強をするときには、全科目共通で次のルールを守ってください。

テキストや問題集をキレイに使わない

教材に書き込みをするのが嫌で、わざわざノートを取る方もいますが、はっきり言って時間の無駄です。

問題文に書き込みをしてしまうと、次に問題を解くときにヒントになってしまうのでダメですが、解説やテキストにはどんどん書き込みしてください。


5〜7年分の過去問がまとめられている問題集を、最低3周、できれば5周以上かつ全問3回正解するまで繰りかえし解いてください。

(準備中)