学校を卒業してから「学科の試験」までは、およそ3ヶ月です。
会社の研修などが落ち着くのは、早くても4月半ばから後半にかけてなので、実質2ヶ月ちょっとしかありません。
この短期間で、二級建築士試験の合格ラインに到達するためには、効率のよい勉強が必要です。
当シリーズにおける学科の勉強法には、3つのポイントがあります。
- 浮気をせずに、一途に取りくむ
- 勉強時間よりも、解いた問題数のほうが重要
- スキマ時間を有効活用
各科目の具体的な対策は別の記事にまとめますが、この記事ではこれらのポイントを解説します。
浮気をせずに、一途に取りくむ
二級建築士試験の対策には、独学・資格学校・通信教材などの違いがある上に、それぞれにいろいろな方法があります。
自分の選んだ勉強法が本当に正しいのか、不安になるかもしれません。
問題集も、複数の出版社からさまざまなタイプのものが発売されているので、他の書籍が気になることもあるでしょう。
しかし、これらの浮気心は、試験合格の最大の敵です。
2~3ヶ月の短期間で、二級建築士試験に合格したければ、寄り道をしている時間はありません。
自分の選んだ勉強法を信じて、一途に取りくむようにしてください。
勉強時間よりも、解いた問題数のほうが重要
2~3ヶ月で合格ラインに到達するためには、時間で勉強してはいけません。
正確に言うと、決められた時間内に問題数を数多くこなすべきだということです。
1時間で10問解くのと20問解くのでは、後者のほうがよいです。
1問に10分も20分もかけるくらいなら、すぐに解答を見て正誤のポイントをおさえましょう。
資格試験のための勉強は、「試験に合格すること」以外に目標はありません。
その目標を短期間で達成するためには、「時間をかけて自力でがんばる」より「すぐに諦めて答えを見てしまう」ことのほうが良い選択なのです。
スキマ時間を有効活用
短期間で試験に合格するためには、すこしでも多く問題を解くべきだと言いました。
そのためには、いつでも勉強できるアイテムを持っておく必要があります。
勉強用のノートをつくるのは、時間がかかる割に効果が小さいのでおすすめできません。
コンパクトな参考書や問題集もありますが、常にカバンに入れておくと場所をとる上に、意外と重いのがネックです。
運営者がおすすめするのは、スマートフォンのアプリです。
毎日の通勤電車、待ち合わせのあいだ、寝る前のちょっとした時間、いつでもどこでも勉強することができるので、スキマ時間を有効活用することができます。
▼運営者が試してみた中で、一番のおすすめはこのアプリです。(※2018年5月時点で、アンドロイド版の配信は確認できませんでした。)
おわりに
「学科の試験」は、4つの科目それぞれに広範な知識が求められます。
その知識を短期間で身につけようとすると、効率のよい勉強が必要です。
SNSなどで、いろんな人が二級建築士の勉強について発信しているのを目にして、不安になるかもしれません。
しかし、寄り道をしている時間はないので、自分の選んだ勉強法を信じて一途に取りくんでください。
- 浮気をせずに、一途に取りくむことが一番大事
- 勉強時間より、数多く問題数をこなすことを意識する
- スマートフォンのアプリで、スキマ時間を有効活用する
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