DOLLY
実力を出して学科試験に合格するために、気をつけてほしいことが3つあります。
- お腹の調子を整える
- まわりの様子を気にしない
- 試験問題を持ち帰る
試験当日にもなると、得点を上げる裏ワザのようなものはありません。
今まで勉強してきたことに自信を持って、落ち着いて試験を受ければ、おのずと結果はついてくるはずです。
しかし、試験で実力を出すためには気をつけるべきことがあります。
二級建築士に一発合格した運営者が、学科試験当日にできる対策をお伝えします。
※この記事は2分ほどで読めます。2分後には、一級建築士・二級建築士の学科試験当日に気をつけるべきことが分かっています。
お腹の調子を整える
時間割 | |
9:30~9:45(15分) | 注意事項等説明 |
9:45~11:45(2時間) | 学科Ⅰ(計画)・学科Ⅱ(環境・設備) |
(45分) | (休憩) |
12:30~12:55(25分) | 注意事項等説明、法令集チェック |
12:55~14:40(1時間45分) | 学科Ⅲ(法規) |
(20分) | (休憩) |
15:00~15:10(10分) | 注意事項等説明 |
15:10~17:55(2時間45分) | 学科Ⅳ(構造)・学科Ⅴ(施工) |
一級建築士の学科試験は、9:30に注意事項等説明があってから、構造・施工の試験が終わる17:55までが試験時間です。
各科目の試験時間はおよそ2〜3時間の長丁場で、試験中にトイレに行きたくなっても、回答時間のことを考えると、なかなか席を立てません。
時間割 | |
9:45~10:00(15分) | 注意事項等説明 |
10:00~13:00(3時間) | 学科Ⅰ(計画)・学科Ⅱ(法規) |
(1時間) | 休憩 |
14:00~14:10(10分) | 注意事項等説明 |
14:10~17:10(3時間) | 学科Ⅳ(構造)・学科Ⅴ(施工) |
二級建築士の学科試験は、9:45に注意事項等説明があってから、構造・施工の試験が終わる17:10までが試験時間です。
午前と午後の試験は3時間の長丁場で、試験中にトイレに行きたくなっても、回答時間のことを考えると、なかなか席を立てません。
試験中にトイレに行きたくならないようにするためには、朝と昼の食事を軽めにしておくべきです。
資格試験におけるトイレ問題はバカにできないので、対策しておくに越したことはありません…(経験者談)
お腹の調子は試験で実力を出せるかに直結するので、消化のよい軽めの食事にして、万全の調子で試験にのぞめるようにしましょう。
軽めの食事だと物足りないという方は、試験直前に食べられるチョコを持っていくことをおすすめします。
小腹が空くのを防ぐのはもちろんのこと、糖質を摂取することで集中力がUPする効果も期待できます。
二級建築士をはじめ、いろんな建築関係の資格試験を受けてきましたが、私は『ミニッツメイドの朝バナナ』と『不二家のLOOK4』のセットを必ず買っていきます。
まわりの様子を気にしない
心構えになりますが、大事なことです。
一級建築士・二級建築士の学科試験では、試験開始後しばらくすると退出することができます。
時間会場(教室)によっては、途中退出する方もいますが、あなたが焦る必要はありません。
試験データを見ると、一級建築士は上位15%、二級建築士の学科試験は上位30%に入ると合格できます。
ここで注意したいのが、合格圏内に入るために必要なことが何なのかということです。
それは、合格点以上の得点を取ることであって、早く問題を解くことではありません。
1時間で問題を解き終えても、3時間フルに使って全問解いても、そんなことは関係ありません。
当たり前のことですが、正答した問題による得点だけが評価の対象です。
しかし、いざ試験が始まると、まわりの人たちの様子が気になってしまう。
こればかりは、心構えをしておかないと仕方がないので、「まわりの様子を気にしない」と試験が始まるまで何度も言い聞かせてください。
試験問題を持ち帰る
一級建築士・二級建築士の学科試験を終えると、解答速報で答え合わせをして、製図試験の対策をどうするか考えなければいけません。
そのためには、試験問題を持ち帰る必要があります。
一級建築士・二級建築士の学科試験では、試験問題の持ち帰りについて、受験要領に次のように記載されています。
受験者に配布した試験問題については、試験終了まで試験室に在室した者に限り、持ち帰りを認めます。なお、「学科の試験」については、「学科Ⅰ・Ⅱ」、「学科Ⅲ」及び「学科Ⅳ・Ⅴ」ごとに、それぞれの試験終了まで試験室に在室した者に限り、試験問題の持ち帰りを認めます。
出典:一級建築士試験 受験要領 5.試験日・時間割及び試験当日の注意 (5)試験問題の持ち帰り
受験者に配布した試験問題については、試験終了まで試験室に在室した者に限り、持ち帰りを認めます。なお、「学科の試験」については、午前の試験(学科Ⅰ・Ⅱ)と午後の試験(学科Ⅲ・Ⅳ)に、それぞれの試験終了まで試験室に在室した者に限り、試験問題の持ち帰りを認めます。
出典:二級建築士試験 受験要領 5.試験日・時間割及び試験当日の注意 (5)試験問題の持ち帰り
早く試験が終わっても、必ず試験終了まで在室して試験問題を持ち帰るようにしましょう。
もちろん、マークシートに記入した選択肢が分かるようにしておいてください。
- お腹の調子は、試験で実力を出せるかに直結する
- 試験が始まるまで、「まわりの人の様子を気にしない」と何度も言い聞かせる
- 解答速報で答え合わせをするために、試験問題は持ち帰る